2021.02.14 Sunday

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    2016.06.30 Thursday

    努力。

    0

      僕らの業界

       

      パン業界のみならず

      飲食全般で見ると

       

      現状は ちょっとしんどいみたい。

       

       

      この前も

      飲食のお店が閉店するという話を聞いた。

       

      そういうお話を聞くたび

      胸が痛くなります。

       

      自分も

      この先どうしよう。。。ってところまで

      行ったので

      他人事には思えないんです。

       

       

      たたむことを決意した

      流れを想像しただけで

      つらい。

       

       

      そう。

       

      だれも

      自分のお店が いつか つぶれるなんて思って

      お店をオープンさせたりなんてしない。

       

      そこまで

      こぎつけるのに

       

      かなりの時間をかけて

       

      かなりの労力を伴って

       

      やっとたどり着いたんだから。

       

       

       

      この前

      こんな話を聞いた。

       

      おにぎり1個に使われる

      お水の量。

       

      田植えから収穫

      そして炊飯となるまで

      必要な水の量は 250リットルだそう。

       

      1個で!ですよ。

       

      でも

      誰も

      そんな大量の水のことなど

      わからず 食べてます。

       

       

      お店も同じ。

       

      オープンさせるまで

      そして

      オープンさせてから

      お店の経営を維持していくのにかかる

      時間と労力は

      はかりしれない。

       

      でも

      お客さんは

      そんなことわからず

      そのお店の良し悪しを決めてしまう。

       

       

      出来れば

       

      そこへかける努力と苦悩に

      見合うだけの

       

      成功があればいい。

       

      でも

      実際は そんなに甘くはない。 

       

      甘くはないのです。

       

       

      努力は みんなしてるんです。

       

      だったら

      何が必要なんだろう。

       

      もし

      お店を継続させるのに

      必要なものを

      ひとつだけ あげるとするなら

       

      目の前の今を

      いいものに仕上げようとすることへの努力。

       

       

       

       

      ・・・なんだと思う。

       

      会社を維持していくため

      僕も必死に

      今も努力してる。

       

      20年以上

      この道で頑張ってきてる僕らでさえ

      あれもこれも

      両手に抱えて

      頑張ってる。

       

      もちろん

      目の前のことを大切にしながら。

       

       

      うちで

      この先

      自分のお店をオープンさせようと

      頑張ってる子たちに言いたい。

       

       

      先のことばかり

      気にしすぎて

      今の努力を怠っていないか?

       

       

       

      今を大事にできないのに

      まだ見ぬ未来を大事に出来るわけなんかない。

       

       

      目の前にある今を

      大切にする努力を

      続けていくことこそ

       

      未来を大切にしていけるし

       

      その努力こそが

       

      自分と

      自分のお店を守ってくれるものなんだと 僕は思う。

       

       

      来年卒業する清水と

      再来年卒業するふじこちゃん。

       

       

      まずは

      あこうぱんで

       

      あなたが いてくれてよかった!

       

      そうお客さんに言ってもらえるような

      あこうぱんでの最終回を作りなさい。

       

       

      次回作が気になるだろうけど

       

      まずは

      今 

      あなたたちが作り上げてきた

      この物語を

      大切に終わらせることに

      力を入れて 努めなさい。

       

      だって

      あなたたちが

      力を入れて努めてきた

      あこうぱんでの何年かは

      無駄ではなかったでしょ?

       

       

       

      みんなも納得できるような

      そして

      次の物語も見てみたい。

       

      そう思ってもらえる努力を

      今はするときなんだよ。

       

       

      そのためには

      たぶん

       

      今まで

      あこうぱんでしてきた

      努力なんて

      比にならないくらいの努力が必要だよね。

       

       

       

      このさき

      自分ひとりでやっていくとなったら

      もっと

      努力と結果が求められるようになるんだから

       

      今から

      出し惜しみせず

      努力しなさい。

       

      もちろん

      僕も全力で付き合うから。

       

       

      一緒に努力して

       

      最高の最終回を作ろう。

       

       

       

       

       

       

       

       

      2016.06.29 Wednesday

      人の振り見て我が振り直せ。

      0

        僕が

        配達してる

        市内の病院の栄養士さんが

         

        僕がパンを持っていくと

        必ず言う言葉が

         

        「パン。パンが来たよ。」

         

         

         

         

        ずっと違和感を感じてました。

         

         

         

        でも

        その違和感の意味が今日 わかりました。

         

         

         

        そこの病院はちょっと複雑で

         

        栄養士さんたち(4、5人います)

        とはまた別に

         

        県外の委託業者が入り

        そこにも栄養士さん何人かいて

         

        委託業者の栄養士さん含め

        調理員さんたちはバタバタしてるのに対して

         

        病院専属の栄養士さんたちは

        みんなそろってお昼を食べられるくらいの感じでして(笑)

         

         

        まあ

        そこは 納入業者の僕としては

        アンタッチャブルな部分なので

        触らないようにしてますが

         

        社会の縮図をリアルに見てるみたいで

        いろいろ考えさせられますけど。。。

         

         

         

        でね。

         

        委託の業者さんの栄養士さんじゃないと

        うちのパンの検品は出来ないらしく

         

        委託の栄養士さんがその場にいないときは

         

        いつもその場にいる

        病院専属の栄養士さんが

         

        調理場に

        呼びに行くというわけ。

         

         

        その時の

        委託の方への呼び方が

         

         

        「パンが来た。」なのです。

         

         

         

        何も間違ってません。

        魚屋さんが来たわけではないので(笑)

         

         

        今日は

        大雨。

         

        雨に

        パンと納品伝票が濡れないよう

        注意を払って

        持っていったら

         

        僕をチラリと見て

        挨拶もなしに

         

        「パンが来た。」

         

         

         

        その時

        僕は

        今まで感じてた違和感の意味を知ったんです。

         

         

         

        その人たちは悪くない。

         

        誰も 教えてくれる人がいないんだろうから。

         

         

        その人からすれば

        自分たちの仕事でもないのに

         

        わざわざ

        自分の仕事を中断して

        呼びに行くという行為は

         

        なかなかの億劫なことなのかもしれない。

         

         

        でも

        もし

         

        こんな大雨の中

         

        大切な人が

         

        自分にとって

        大切なものを

         

        わざわざ

        自分たちの職場まで

        持ってきてくれたとしたら どうだろう。

         

         

        挨拶もしないで

         

        その人が持ってきたモノだけを指して

         

        「○○が来た」と言うだろうか?

         

         

        いや言わない。

         

         

         

        「ごくろうさまです。

         ○〇さんが

         ○○を持ってきてくれたよ。」

         

        そう伝えるはず。

         

         

         

        そう感じて

        相手の非を唱える前に

         

        今までの自分を思い出してみました。

         

         

         

        すると

        僕も同じように

        配送業者さんが来ると

         

        「粉が来た」とか

        「○○が来た」と業者の名前を呼び捨てで 言ってる。。。。ガーーン。。

         

         

         

        来たんじゃないよ。

         

        持ってきてくれたんだ。

         

         

        「粉を持ってきてくれたよ。」

        「○○さんが持ってきてくれた。」と言うのが

        本当に

         

        「持ってきてくれた」と思えてる証拠。

         

         

        納入業者なんだから

        配送業者なんだから

        持ってくるのが当たり前?

         

         

        いや違う。

         

        その持ってきてくれる人は

        たとえ仕事とはいえ

         

        大切な自分の時間を使って

         

        わざわざ 自分の職場まで

        足を運んでくれてんだよ。

         

         

        そこが

        自分は見えなくなってたなぁ・・・って

         

        今日

        ずっと違和感を感じてた

        病院の栄養士さんの言動のおかげで

         

        我が振りを直すことができました。

         

         

        この配達先での違和感は

        僕の中で消化すればいいだけのこと。

         

        何も波風を立てて

        相手の非を問いただす必要などない。

         

        それが大人だしね(笑)

         

         

         

         

        これからも

        いろんな

        我が振りが直せるよう

         

        いろんな人から

        学ばせてもらおう。

         

         

         

        良い人として

        生きていくためではなく

         

        感謝して

        生きていくためにね。

         

        2016.06.28 Tuesday

        失敗を楽しむ。

        0

          今日のタイトルは

          僕が

          毎日パンつくりをしていて

          心がけてること。

           

           

           

          失敗するからこそ

          次の何かが見つかり

           

          失敗するからこそ

          今を知ることができる。

           

           

           

           

          今から20年前の

          修業時代

           

          僕はよく失敗してました。

           

          すると

          上の人は

           

           

          こんなんパンにならない!

           

          そう言って

          腹立たしまぎれに

          僕の前で

          生地を投げ捨てたり

           

          ひどいときは

          生地の乗った鉄板を

          投げつけられたこともありました。

           

          その当時は

          悔しくて

          辛くて

          悲しくて

           

          次こそは失敗しないようにしなきゃ。

           

          恐怖心と後悔だらけで

          前へ進んでいたような気がします。

           

           

          でも

          自分が一番上になって

          つくづく思うのは

           

          恐怖心と後悔だけでは

          前には進めないんです。

           

           

          本当の意味で

          失敗を成功に変えることができるとするなら

           

          その失敗を失敗で終わらせず

          そこから

          フォローしながらパンとして成立させたり

           

          何か別のものを作ったり。

           

           

          そうしていくことで

           

          失敗した本人も

          そして

          フォローを入れた先輩も

           

          そして

          何より

          命を授かって出来上がったパン生地までも救われるんです。

           

           

          確かに

          失敗した本人が

          注意不足だったり

          未熟だから失敗はおきます。

           

          でも

          そうなったときに

          フォローするために

          上の人間はいるのです。

           

          そのために

          普段から

          勉強を怠らず

          いろんな意味を理解しながら

          日々仕事をしなきゃいけないんです。

           

           

          だから

          部下が失敗したら

          まずは

          叱るより

           

          どうやって

          フォローできるか?

          そのことに尽力出来る人ではないとダメなんだと僕は思っています。

           

           

           

          僕が

          やられてた

           

          投げ捨てられたリ

          叱られたりしてたのが

           

          実は一簡単な対処法で

           

          実は何にも生まれない やり方だったんですよね。

           

           

          だから

          うちでは

          失敗したら

          どうして失敗したのか?をちゃんと聞いて

           

          そこからフォローできることを考え出し

          フォローしきれない場合は

          新しい何かとして

          命を吹き込むようにしています。

           

          まあ

          さすがに

          真っ黒こげのパンは

          どうしようもありませんが(笑)

           

           

           

          この前も

          新しく仕込みをやり始めた

          ふじこちゃんが

           

          絶対入れ忘れないような

          ルヴァン種を入れ忘れました。

           

           

          僕としては

          これがなきゃ始まらないとまで

          思ってた材料でしたが

           

          実際に

          作って 食べてみると

          そんなにわからない。。なんてこと

           

          逆に教わったり。

          (パンにもよるんですが)

           

           

          だから

          うちの子たちには

           

          どんどん失敗しなさい。と言ってます。

          (ホントにどんどんやられたら しんどいですけどね)

           

          その失敗のフォローのために

          僕らはいるんだから

           

          そのフォローができなければ

          僕ら先輩の存在する意味はないのです。

           

           

          こうしてもらわなきゃ困る。

           

           

          そんなことをがちがちに伝えて

          おもしろくないパン職人になるより

           

          なんでも

          持ってこいと伝え

          いろんなことにチャレンジ出来る職人になってほしい、と本気で思っています。

           

           

          だから

          僕は

          人の失敗を楽しめるように

          心がけてるんです。

           

           

           

          さあて

          明日は

          どんな失敗を持ってくるのか?

          楽しみだなぁ。。。(ちょっぴり ドキドキ(笑)

          2016.06.27 Monday

          ちょっと考えた。

          0

            実は

            昨夜

            予定してた

            「夜あこうぱん」

             

            うちの

            料理担当さんの都合が悪くなり

             

            急きょ 中止となりました。

             

            予約してくれたみなさん

            本当にごめんなさい。

             

             

             

            でね。

            ちょっと

            考えてました。

             

            夜あこうぱんについて。

             

             

            僕は

            パンの真価は

            お料理でこそわかってもらえると思っていて

             

            そのためには

            いくら忙しくっても

            いくら睡眠時間を削ってでも

             

            このイベントはやっていかなきゃ。

             

            そんな想いで続けていくつもりでした。

             

             

             

            だって

             

            これから

            パン屋を

             

            僕らの街 赤穂で営もうと思ってる子たちに

            残せるものと言ったら

             

            パンの文化を深めていくことしかないじゃないですか。

             

             

            そのための

            礎になるんだったら

            どんなことだってやる。

             

            そんな想いでいたんですが

             

             

             

            なんだか

            1人で

            気負いすぎてたみたいです。。。。

             

             

            いろんな人を巻き込まず

            パン屋はパン屋で出来ることを

            しっかりしていく方がいいのかもな。。

             

             

            そんな風に

            ちよっと

            大人な考え方をしています(笑)

             

             

            自分から

            前へ前へ行くスタイルで

            これまで来たけれど

             

            これからは

             

            呼ばれたら

            参加するスタイルに変えても

            いいのかもしれません。

             

            まあ

            そういう年齢だしね。

             

             

             

            まずは

            あこうぱん単体で

             

            何か

            イベントしてみようかな。。と。

             

            ちょっとした

            ハムやチーズと

            いろんな焼きたてのパン。

             

            店内のドリンクを開放して

            好き勝手に

            食べてもらう。

             

            もちろん

            僕もその場に居て

             

            いろんなお客さんと

            いろんな会話をしながら

             

            楽しむ。。的な。

             

             

            こういう会には

            恐ろしいほど

            興味を示さない

            うちのスタッフなので(苦笑)

             

            あこうぱんからは

            たぶん

            僕だけの参加になるとおもいますが。

             

             

            焼きたてのバゲットやクロワッサン

            揚げたてのカレーパンなんかも

            おもしろそう。

            レバーペーストをたっぷり入れたバインミーや

            夏野菜たっぷり使ったラタトゥユのカスクルートなんかもあれば

            いいよね。

             

            クリームチーズとスモークサーモンのベーグルサンドや

            熱々のソーセージを挟んだプレッツェルのホットドッグなんかも作りたい。

             

             

            みんなで集まって

            ワイワイ。

             

            そんな会を少し企画してみます。

            お楽しみに。

             

            2016.06.26 Sunday

            誰もが誰かのための。

            0

              お風呂に入ろうと

               

              そのために

              お風呂のスイッチを押した。

               

              しばらくすると

              「およそ あと5分でお風呂が沸きます」とアナウンスされる。

               

               

              しばらくして

              音楽が鳴り

              「お風呂が沸きました」とアナウンスが入る。

               

               

              そして

              お風呂に入って

              湯船の中で考えた。

               

               

              今から20年前

               

              奥さんと結婚した時

              住んでたアパートのお風呂は

               

              湯船に水を溜め

              ボイラーをつけて

              お風呂を沸かしていた。

               

              油断すると

              お風呂が

              めちゃくちゃ熱くなったり

              めちゃくちゃ冷たかったり。

               

              それから考えると

              便利になったもんだな。。って思う。

               

               

              と同時に

               

              今が当たり前だ

               

              と思ってたことに気が付いた。

               

               

               

               

              みんなしってる。

               

              当たり前にあるものなんて

              どこにもない。って。

               

               

              でも

              すぐに忘れてしまう。

               

              すべてが

              自分の力ではどうしようもないものであり

               

              すべてが

              誰かが誰かのためを思って

              存在するもの。

               

               

              あかん

              あかん。

               

              感謝の心を

              もっと

              持って

               

              日々を過ごさなきゃ。

               

               

               

               

              お風呂からあがると

               

              奥さんが

              ゆっくりしたいだろうに

               

              晩御飯の用意をしてくれてる。

               

               

              ありがとう。

               

              僕も

               

              君のために

              自分の出来ることをするよ。

               

               

               

              誰もが誰かのために存在してる。

               

              だから

               

              人は

              人の中で生まれてくるんだろう。

               

               

              書いてたら

              奥さんの

               

              「ごはんできたよ」の声。

               

              それじゃ

              晩御飯いただきます。

               

               

               

               

              今日は

               

              いただきますの言葉を

              大きく言おう。

               

              だって

              僕のために作ってくれた晩御飯なんだから。

               

               

               

              2016.06.25 Saturday

              忍者現る。

              0

                僕の配達先の

                 

                とある病院。

                 

                そこで調理してる

                調理員さんを見るたび

                 

                忍者!!

                 

                。。って思ってしまう。

                 

                目深に帽子をかぶり

                大きなマスクをしてるので

                見えるのは目だけ。

                 

                首にも

                何か巻いてて

                大きな調理服に手袋

                 

                宇宙服にも見える。

                 

                 

                僕が子供のころから

                その病院にはパンを配達してるけれど

                 

                昔は

                調理してる人は

                せいぜい白い服を着てるだけだった。

                 

                 

                それが

                今じゃ

                異物混入などの問題を避けるために

                すごい恰好で

                調理をしてる。

                 

                 

                僕が

                この飲食の世界に入ったとき

                 

                すごく疑問だったのが

                 

                帽子。

                 

                 

                大概のパン屋さんでは

                帽子をかぶってる。

                 

                うちなんて

                その病院から

                ネット付の帽子をかぶらせなさいという

                お達しをいただき

                 

                スタッフみんな

                文句も言わず

                かぶっています。

                 

                 

                なのに

                 

                超有名店のシェフたちは

                帽子なんてかぶってません。

                 

                街のパン屋さんだと

                帽子をかぶらなきゃ

                衛生的ではない。

                 

                そう言うのに

                 

                なんで

                有名店なら

                何も言わないで

                 

                何なら

                並んでまで

                パンを買うんだろう。。。って。

                 

                 

                 

                 

                使い捨てのマスクに

                使い捨ての手袋

                使い捨ての手を拭くペーパー。

                 

                 

                お客さんは

                このお店

                衛生的だわぁ・・って思うかもしれないけれど

                 

                 

                この使い捨てのいろんなものすべて

                 

                お客さんが買う商品にオンされてるってこと

                気が付いてるんだろうか?

                 

                 

                考えてもみてくださいよ。

                 

                 

                衛生面を考えて

                あなたのお母さんが

                 

                全身

                防護服みたいな恰好で

                晩御飯作ってたら?

                 

                今日の晩御飯何〜?って聞ける?

                 

                ・・ってか

                食欲 湧く??

                 

                 

                 

                たぶん

                僕が

                見てる病院の忍者さんたちは

                 

                美味しいものを作ろうとしての恰好ではなく

                 

                安全なものを。

                 

                その一面のみを見ての恰好なんだろうな。。

                 

                 

                 

                 

                手作り。

                 

                本質は何なんだろう?

                 

                見た目には騙されず

                手で作ってくれることの意味を

                もう一度。

                 

                 

                もう一度

                考えることが大切なような気がしてます。

                 

                 

                今日

                テレビで

                忍者を見て

                 

                思ったことを

                書いてみました。

                2016.06.24 Friday

                ボロボロの自転車。

                0

                  僕は

                  高校時代

                  ボロボロの自転車に乗っていました。

                   

                  理由は

                  ひとつ。

                   

                  その辺に置いといても

                  誰にも盗られないから。

                   

                   

                  見た目なんて

                  全然気にしなかったので

                  その当時は

                  何も感じなかったな。

                   

                   

                   

                  大学に入って

                  乗った自動車は2種類。

                   

                  シビックとシビックシャトル。

                   

                  どちらも

                  中古の

                  ボロボロで

                   

                  特に

                  奥さんと結婚するまで乗ってたシビックシャトルは

                   

                  前のフロントガラスにヒビが入り

                  窓も開けっぱなしにして

                  置いてるもんだから

                   

                  勝手に

                  猫が入り

                  排尿などをしていくので(笑)

                   

                  めちゃ臭くてね。

                   

                   

                  知り合いからは

                   

                  「お前の車には乗りたくない」とよく言われたもんです。

                   

                  ガソリンも

                  いつもぎりぎりで

                   

                  奥さんとデートの時は

                  奥さんの家まで

                  僕の車で行き

                   

                  そこで

                  奥さんの車に乗り換え

                  あちこち出かけていました。

                   

                   

                  思うと

                   

                  お義父さん

                  お義母さんの心境は複雑だったでしょうね(汗)

                   

                   

                   

                  そんな自分が

                  今では

                   

                  代表取締役という

                  堅苦しい役をいただき

                   

                  無謀にも

                  いろんな人たちの

                  人生に携わるようになってる。

                   

                   

                  パソコンを使って

                   

                  こんな風に

                  自分の考えや

                  いろんなことを

                  発信し

                   

                  いろんな人たちのために。。という想いで

                  パンを作らせてもらい

                   

                  そこに価値を見出した人たちが

                   

                  自分が稼いだ

                  大切なお金を使ってくれてる。

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  この前

                   

                  全員70歳以上という人たちの集まりで

                  講演させてもらった。

                   

                  会場は

                  あこうぱんから

                  自転車で行ける距離。

                   

                  雨も少し降ってたけど

                  まあいいや。と

                   

                  息子が乗らなくなった

                  ボロボロの自転車にまたがり

                  出かけた。

                   

                   

                   

                  20名の皆さんに

                  拍手で迎えられ

                   

                  自分の親世代の方々に

                  褒めていただくことは

                   

                  正直

                  悪い気持ちではない。

                   

                   

                   

                  すごい頑張ってるね。

                  勉強熱心だよね。

                  まっすぐなところが素敵だ。

                   

                   

                  そんな

                  身に余るような言葉をいっぱい頂きました。

                   

                   

                   

                  講演料などという

                  今までもらったことのないものを

                  手にしながら

                   

                  少し大きな気持ちでいた

                  その帰り道

                   

                   

                  カーブを曲がったお店のショウウインドウに

                   

                  ボロボロの自転車にまたがった

                  自分の姿が映った。

                   

                   

                  外見こそ

                  おっさんになったけど

                   

                  少し猫背で自転車に乗る姿は

                  学生時代のまんま。

                   

                   

                   

                  僕は何も変わっちゃいない。

                   

                   

                   

                   

                  あこうぱんという場所が

                   

                  あこうぱんで一緒に働いてくれるみんなが

                   

                  そして

                  僕と一生を共にしようと

                  誓ってくれた奥さんが

                  居てくれるから

                   

                  僕は

                  こうやって

                   

                  自分以上のことをさせてもらってる。

                   

                   

                   

                  勘違いしちゃ

                  ダメだよ。

                   

                   

                  そう

                  ボロボロの自転車が

                  教えてくれたような気がする。

                   

                   

                   

                  僕自身は

                  ボロボロの自転車に乗ってたまんまなのに

                   

                  あこうぱんという

                  場所に入れてもらって

                   

                  僕は

                  自分以上の能力を出せてる。

                   

                   

                  いれる

                  この場所を大切に。

                   

                  居てくれる

                  この人たちを大切に。

                   

                   

                   

                   

                  講演会に来てくれた

                  70歳以上のみなさんの年に

                  僕がなったとき

                   

                  同じように

                  ボロボロの自転車に乗りながら

                   

                  自分以上の働きが

                  出来るといいな。

                   

                   

                  そんなことを考えながらの帰り道。

                   

                   

                  気づくと

                  雨は上がり

                   

                  さわやかな風が吹いてる。

                   

                   

                   

                  もう少し

                  走ってみる?

                   

                  と ボロボロの自転車が言う。

                   

                   

                  いやいや

                  これから 仕事なんだよ。と僕。

                   

                  息子は乗らなくなったけど

                   

                  時間がある時

                  また乗ってあげよう。

                   

                  だって

                  僕には

                   

                  このボロボロの自転車がお似合いだから。

                   

                   

                   

                   

                  2016.06.23 Thursday

                  ありがとう。と言うこと。

                  0

                    昨日は

                    ホントに

                    いろんなことがあって

                     

                    久しぶりに

                    ブログを更新する間もなく

                    寝てしまいました。。。

                     

                     

                    今日も

                    今日で

                     

                    うちの

                    スタッフの清水が

                     

                    自分のお店を立ち上げるためのお金を

                    借りるために

                     

                    午前中に銀行に行かなくては

                    いけないので

                     

                    彼の仕事を受け持ちながらの

                    あこうぱんでのパン教室の開催。

                     

                     

                    昔はね。

                     

                    なんで

                    自分だけ

                    こんなに仕事が多いんだ!!

                     

                    あいつなんて

                    暇そうにしてるのに。。。

                     

                     

                    そんな風にしか

                    考えられなかった。

                     

                    けれど

                    今は違う。

                     

                     

                    みんなが居てくれるから

                     

                    僕が休憩時間をとることができるし

                     

                    昼寝の時間も作れる。

                     

                    夕飯も家族と食べることができる。

                     

                    もし

                    みんなが居なければ

                     

                    全部 自分でやんなきゃいけないことなんだ。

                     

                    そう

                    思えるようになってから

                     

                    みんなが居てくれるだけで

                    感謝出来るようになりました。

                     

                    今日も

                    出勤してくれてありがとう。って気持ちで

                     

                    「おはよう」と言い

                     

                    今日も

                    仕事頑張ってくれてありがとう。って気持ちで

                     

                    「お疲れさま」と言います。

                     

                     

                    僕の奥さんのスゴイところは

                    (いつも奥さんネタですいません)

                     

                    スタッフが帰る時

                     

                    「お疲れさま」の後に

                     

                    必ず

                     

                    「ありがとう」って言うんです。

                     

                     

                    スゴイよね。

                     

                     

                    さすがに

                    こっぱずかしすぎて

                     

                    言えないな。

                     

                     

                     

                    でも

                    ホントに

                    ありがとうって思ってますので 大丈夫。

                     

                     

                    明日は

                    今度の定休日に行われる

                    花岳寺さんで行われるパン教室の試作を完成させ

                    花岳寺さんとも最終の打ち合わせをしなきゃいけないし

                     

                     

                    うちの自立するスタッフの後釜になる人を

                    見つけるために

                    ハローワークにも行ってこなきゃな。

                     

                    後は

                    再来週の火曜日に

                    神戸で開かれる勉強会の宿題となるパンも

                    試作しなきゃ。

                     

                     

                    やることいっぱいだけど

                    どれも

                    僕じゃなきゃできないこと。

                     

                     

                    感謝の気持ちで

                    向き合えば

                    結果はおのずとついてくるはず。

                     

                    頑張って

                    あこうぱんに来てくれる

                    いろんな人を笑顔にするんだ。

                     

                     

                     

                    2016.06.21 Tuesday

                    まっすぐ。

                    0

                      今日は

                      朝2時に起きて

                      いっぱい仕事をさせてもらいました。

                       

                       

                      もちろん

                      予告してた

                      シュトレンの実況中継も

                      させてもらい

                       

                      そのあとは

                      あこうぱんの害虫駆除の業者さんに付き合ってから

                       

                      少し

                      お昼寝。

                       

                      起きて

                      奥さんと

                      明後日のあこうぱんのパン教室の買い出しに行ってから

                       

                       

                      友人が主催する

                      キャンドルナイトに参加。

                       

                       

                      そこで

                      タイ料理の先生の横にべったり引っ付いて

                      あれこれ質問攻めさせてもらいました(笑)

                       

                      乾杯の音頭の後

                      僕は

                      赤穂駅に娘を迎えに行かないといけないので

                      帰らせてもらって

                       

                      家に着いて

                      家族と食事。

                       

                       

                      そして

                      今に至ります。

                       

                       

                      でね。

                      今日一日

                      いろんな仕事をしながら

                      考えてたことがあるんです。

                       

                       

                      それは

                      まっすぐに生きていこうと

                      思ったこと。です。

                       

                       

                      誰もが

                      知ってます。

                       

                      まっすぐに

                      ずっと

                      歩いていたら

                       

                      丸い地球を一周して

                       

                      今の自分のいる場所に

                      たどり着けるということを。

                       

                       

                      でも

                      誰もそんなこと

                      やる人なんていない。

                       

                       

                       

                      それと

                      同じように

                       

                      まっすぐに生きていけばいい。と

                      誰もが思うけれど

                       

                      なかなか

                      まっすぐになんて

                      生きていけない。

                       

                       

                      でも

                      僕は

                      いろんな人から信頼され

                       

                      大切な家族に支えられ

                      また しっかりと支えてる。

                       

                      この

                      今の自分に

                      ちゃんと

                      戻ってこれるためには

                       

                      まっすぐに

                      生きていくしかないんです。

                       

                       

                      今の場所に

                      ずっといることなんて

                      出来ない。

                       

                      会社を経営し

                      子供を育て

                      社会に送り出していくんだから。

                       

                      日々

                      自分自身

                      前に進み

                      いつか

                      行ける場所があるとするなら

                       

                      いる

                      この場所がいい。

                       

                      大切な

                      奥さんと

                      同じコーヒーを飲み

                       

                      他愛のない話で

                      笑顔になり

                       

                      一緒に食べるものを

                      一緒に選ぶ。

                       

                      顔を合わせて おはよう と言い

                      顔を合わせて おやすみ と言う。

                       

                       

                      そんな未来にたどり着くには

                       

                      まっすぐに歩いていくしかないんだ。

                       

                       

                      途中

                      奥さんが

                      休憩したり 疲れたりしたら

                      僕が 頑張ればいい。

                       

                      二人三脚で

                      まっすぐに歩いていければな。。って

                       

                      彼女のために

                      作った

                      夏のシュトレンを前にして

                      そう思った。

                       

                       

                      いつか

                      奥さんとお別れの日は来る。

                       

                      その時に

                      「楽しかったよ」

                       

                      そう言ってもらえるよう

                       

                      まっすぐ

                      生きていこう。

                       

                       

                      まっすぐ

                      まっすぐに。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      2016.06.20 Monday

                      パンのことは考えないと言ったよね。

                      0

                        今日は

                        あれこれ仕事をすませてから

                         

                        昼間は

                        奥さんとデート

                         

                        その前に

                        奥さんに宣言してました。

                         

                        「今日は 一切パンのことは話さないから。」と。

                         

                         

                        そして

                        奥さんと神戸に車でお出かけ。

                         

                         

                        そして

                        帰りの車の中で

                        奥さんが一言。

                         

                        「今日はパンの話は一切しない。。って言ってたけど

                        往復3時間 ずっとパンの話してたよね。」

                         

                         

                         

                         

                        ・・・・そうでした。。。

                         

                         

                        今日は

                        奥さんをリラックスさせようと

                         

                        パンの話は一切しないでおこうと思ってたのに。。。。

                         

                        浮かれすぎて

                        忘れてました(笑)

                         

                         

                        大失敗です。。。

                         

                         

                        でも

                        まあ

                        いろんな行き詰ってたことが

                        解決できて

                        僕は すっきりですけど(笑)

                         

                         

                        さてさて

                        これから

                        満月バーでパンをお客さんに

                        サーヴさせてもらいに行ってきます。

                         

                         

                        それで

                        明日はお休みですが

                         

                        一日かけて

                        夏のシュトレンを仕込み

                        焼き上げようと思っています。

                         

                         

                        その様子を

                        最初から最後まで

                         

                        FBでリアルタイムで

                        お見せしようと思ってるので

                         

                        フェイスブックをやられてる方も

                        そうでない方も

                         

                        ぜひご覧ください。

                         

                        http://www.facebook.com/あこうぱん-293851020793269/

                         

                         

                        明日は

                        奥さんに

                         

                        「パンの話はしない。」とは

                        宣言しないので

                         

                        堂々と

                        普通に

                        あれこれパンの話をさせてもらいます(笑)

                        Calendar
                           1234
                        567891011
                        12131415161718
                        19202122232425
                        2627282930  
                        << June 2016 >>
                        PR
                        Selected Entries
                        Categories
                        Archives
                        Recommend
                        Links
                        Profile
                        Search this site.
                        Others
                        Mobile
                        qrcode
                        Powered by
                        30days Album
                        無料ブログ作成サービス JUGEM